手術が終わった日。地獄
本来は手術した場所に管を通して麻酔を流しっぱなしにするらしいです。
(痛い。すごい痛いし寝返りもうてない。しんどい...)
あんまり想像つかないかと思います。ものすごい鈍痛... 手術を担当してくれた医師が来ました。 「結婚式に間に合わせるために麻酔は注入しません。回復力をあげるためです」
ほんとに?ほんとにそれで早く治るの?適当なこと言ってない?
覚醒したのが確か15時ぐらいで...そこから地獄の一日が始まります。 夜を迎えて。僕が確かいたのっていわゆるすぐナースが駆けつけられる病室。
要するに動物園です。 夜になったらすんごいんですよ。ライブが始まります。
「俺は患者じゃねえ!すぐに退院させろ」ガッシャーん!
いや、マジでこんなのが3人ぐらいいました。 僕はひたすら痛みに耐えました。汗ダラッダラ。 寝返り打てないし。ひたすら痛みとの戦い。
えみがずっと起きていてひたすらLINEをしてくれました。
「Junちゃん頑張って。あたしずっと起きてるから」
「ここあの写真送るね。パパ頑張ってって言ってるよ」
「痛い...寝れない...しんどいよ」
ナースコールを何回もしました。
「すみません。痛くて寝れなくて...」
看護師がもうこれはやばいってことでモルヒネに似ている鎮痛剤を打ってくれました。
いや!全く効かねーぞ!
痛い。しんどい。寝れない。 凄まじい痛みでした。なんかそういう修行なんじゃないかなと思ってきてた。
そして。窓を見ると外が明るくなってきました。 数時間ただ痛みと戦う時間が終わりました。
僕は朝日を見た時自然と号泣していました。
続く